IT保険

ハッキング

ハッキングとは直訳すると「騙す」「不正を犯す」と言う意味です。コンピューターの世界では誰かが企業や団体あるいは個人のサーバー内に侵入してプログラム操作をすることを主に指しています。こうしたハッキングを行う人のことをハッカーと言います。ハッカーは団体で活動しているケースは稀で大体個人で活動しています。

ハッカーの中でも悪意をもってハッキングを行い、機密情報を盗んだり、資産を奪ったり、システムに異常を発生させる人間のことをクラッカーと言い、彼らの行為をサイバーテロと言います。これは余談ですが、セキュリティシステムをプログラムするときにハッキングに関するスキルは必須となります。したがって多くのハッカー達は自分のプログラムスキルを誇示するためにハッキングを行うことが多いようです。

映画「ソーシャルネットワーク」ではフェイスブックの創始者が大学のデーターバンクにセキュリティをかいくぐっていとも簡単にハッキングしているシーンが描かれています。また、セキュリティーに携わる人たちはハッカーとして優秀な人ですが、この人達はクラッカーからの侵入を防ぎ情報漏えいから企業や個人を守っている人たちです。したがって、サイバーテロを行うクラッカーと、ハッカーを同一視されるのを嫌う傾向があるようです。

クラッカー達がプログラムするウィルスを駆逐するワクチンをプログラムするのもハッカーなのです。困ったことにプログラムだけを勉強してきた人は優秀なハッカーにはなれないといわれています。クラッカーにはいかにして修復不可能な高度な毒をもったウィルスをばれずに広めるかというセンスが必要とされる訳です。またそういったクラッカー達の心理を読んで予防の為のワクチンを作れるのが優秀なハッカーであり、プログラマーだと言う皮肉なことが現実に起こっています。

映画のような話に感じる人もいるかもしれませんが、アメリカ政府が度々発表するサイバーテロの可能性を聞いているとそんなハッカー達の存在を感じずにはいられません。IT化が単にサーバーの導入からクラウド化へと移行していくこれからのIT業界にはIT保険の世界でもハッカー達が活躍する日が来るのかもしれませんね。