過去の個人情報漏えい問題

2007-2008年

2007年から2008年に掛けては次第に個人情報流出の規模が大きくなっていき、背後に大きな組織による犯罪操作をにおわせるような漏えい事故が相次いでいます。2007年7月にアメリカンファミリー生命保険(アフラック)では代理店社員の通勤中に顧客情報の入ったノート型パソコンが置き引きされるという事件が起こりました。これは顧客情報15万2,758人分、契約情報20万4,716件分という保険業界で過去最大級の個人情報漏えい事件となりました。

同年の10月には富士通エフサスの千葉県に住む職員の私物PCから個人情報1万5000件分がShare経由で流出。ITインフラを扱う会社の社員の自宅PCからの情報漏れはウィルス感染によるものとは言え、情報管理の甘さを指摘されることになりました。

同年12月には再びNTTドコモを舞台にした情報漏えい劇が繰り広げられました。これはドコモショップ草津駅前店の派遣社員が業務中に不正検索をし、顧客の住所や生年月日等の個人情報340件分を探偵事務所などに漏えいさせていたと言うものです。

明けて2008年4月にはサウンドハウスが顧客情報最大9万7500件を流出、うち2万7743件はクレジット情報を含んでいました。この件は中国からのSQLインジェクションによる不正アクセスが原因だと判明しています。初めて公にされた外部からのハッキング事件です。この他にもパナソニックネットワークサービシズではカスタマーサポート部門の作業ミスで顧客情報37件分が消失、品川近視クリニックでは患者情報1万8000件分が外部への流出漏えいが発覚しましたが漏えいの経路などは不明のままです。またゲーム会社大手のセガでもアルバイトの応募者合計115名分の個人情報がGoogleマップ経由で流出するという事件が起きています。