過去の個人情報漏えい問題
2011年
2011年最大のネットサイバーテロは何と言ってもソニーおよびプレイステーションネットワークを狙ったものでしょう。このサイトは全世界で7700万ユーザーが登録しているといわれています。ネット通信ゲームメーカーにとってユーザー情報漏えいは企業に与えるショックも相当大きいといわざるを得ません。
ソニーではこの不正アクセス攻撃に関して1週間遅れで公表しています。この初期対応の遅れが世界中に与えた衝撃も大きく日本国内のみならず世界各国でソニーに対しての聴聞会への任意出頭が要請されています。事件はクラッカー集団LilzSecによるものだと公表されていますが、このサイバー攻撃を発端として2011年はソニー関連企業への不正アクセス攻撃が続いていて、グループ合計で1億261万3000件の漏洩という前代未聞の事態に発展しています。
これ以外にも6月には米シティグループがクレジットカード利用者のうちの1%にあたる約20万名分の口座情報が漏えい、同じく6月にセガのヨーロッパ子会社であるセガヨーロッパから129万755名分の氏名、生年月日、メールアドレス、暗号化されたパスワードの登録情報が漏えいしています。このように企業を狙った不正アクセス攻撃は年々過激かつ専門家されてきています。
事件も未解決のものが多く、また国際的な事件ともなるとそれぞれのお国事情が複雑に絡んでくることも予想されます。企業のグローバル化が推進される中、これらのサイバーテロ集団やクラッカーから企業が顧客と自社の情報を自衛するためのリスクヘッジとしてIT保険の重要性が今後ますます増していくと思われます。