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サイバーテロ

サイバーテロとはインターネット上で行われるテロ行為若しくはそれに準ずる破壊行為のことを言います。ここ数年で日本の大手企業を相手にした大規模なサイバーテロが頻発するようになりました。多くは不正アクセスをして基幹サーバーから登録されているユーザー情報を盗み出し、ネット上に流出させるといった手口のものが多いのですが、クレジットカード情報と暗号化されたパスワードが漏えいした事もあります。

最近では国際的なサイバーテロ組織の存在も示唆されています。これ以外のサイバーテロ攻撃と認められるのは基幹サーバーに侵入してウィルスをばら撒き、インフラごと機能停止させるようなものや、ソーシャルネットワークのシステムサーバーに一度に大量のアクセスを送り込み、一般ユーザーが長期にわたってログインできなくしてしまうものなどがあります。

2011年にはソニーを標的にした大規模なサイバーテロが行われました。このようなサイバーテロを起こす人間をクラッカーと呼び、ハッカーとは区別されています。日本ではこれまで日中韓のナショナリスト(国家主義者)によるサイバー戦争が有名です。

またソニー事件ほど大掛かりではないですが、IT企業を中心に狙った情報漏えいと恐喝目的の不正アクセスが2000年頃から日本でも急増しはじめました。これを受けて警視庁では官民一体となった効果的なサイバーテロ対策を推進していくため2003年10月にサイバーテロ対策協議会を設立し、対策に当たっていますが、国際化したサイバーテロ組織には手出しが出来ない状態です。

サイバーテロは一度発生すれば国民生活及び社会経済活動に大きな被害を与えてしまうため、今後は国家間での対サイバーテロ対策に対する認識の一致が必要となってくるでしょう。インターネットは今後ますます生活にとって重要な役割を担っていくようになります。このような脅威から一般市民を守ることはもちろんのこと、私達庶民も大切な個人情報を自衛していく手立てを考えなければならない時期なのかもしれません。